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[works​.​]

by ngo

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1.
鳥にあって人に無いものはなんだ それは両肢の翼か 違う、違う 飛ぶ意志だ 喝采 浴びる程に呑んで吐いた その残滓塗れの敗者 真に受けた 夏草 馬鹿どもが夢の跡 あの日もそうでした 雨が降って 裾が濡れて 足枷みたいな命引き摺ってさ 捨てちまおうかな それも良いかな 出来っこないよな、お前じゃ 翳る日々も撫でる傷も見飽いて 待てど暮らせど鳴らぬ鈴の音だけが 耐えよ生きよと騙る聖者の様相 それでもせめて着飾る痛みは消えないで 僕には何もないから 君にあって僕にないものはなんだ それは外海への感度か 違う、違う 断つ意思だ 合切 捨てるために結って掃いた その甘美さ故の哀歌 真に受けた 夏草 馬鹿どもが夢の跡 急に黙り込んで 目を逸らして 仕舞いでした 吉祥寺駅前 雑踏に紛れて ねぇ、茜色に染まった君は綺麗だ 翳る日々も撫でる傷も見飽いて 待てど暮らせど鳴らぬ鈴の音だけが 耐えよ生きよと騙る聖者の様相 それでもせめて着飾る痛みは消えないで 僕には何もないから
2.
強い雨まだ降り続くみたいだ 傘は盗られて笑えた アスファルトに捨てられた雑誌が 形もなくて僕みたいだ 綺麗なものが綺麗じゃないと石投げるんだってさ それが教科書になってさ 出しゃばり 意地張り 黙ってろ 黙っていろよ いつものよう、またひとりだ 嫌いだ。 だからエイミー 他人の所為にしても良いんだよって甘やかしてくれよ、ねぇ この世界なんてもっと複雑な問答なしで 生きていけるってどうして黙ってたんだよ 嫌いだ。 自堕落、不安定な症状、舌打ち、あの日の君 ごみの日に焼べたふりをしたもの 明日在る都に捨てられた雑記が 形を成して僕になった 綺麗なものを手にした者が一抜けるんだってさ それが希少価値になってさ 欲張り 見栄張り 強請ってろ 強請っていろよ 僕だってそう、皆同じだ 痛いな。 だからエイミー 他人の所為にしがちな僕の目覚ましてくれよ、ねぇ あみだくじみたいに一つの選択で前途全部 決まっていたってそんなの判ってただろ 痛いな。 綺麗な人通りを見ていた 此処からただ見ていた だってそうだろう 傘が無いもんな 綺麗な人通りを見ていた エイミー 嘘つきなエイミー 僕のことなんて気にも留めないでさ、ねぇ たぶん出しゃばりも愛でたまに欲張りもないとって 言葉を残してどうせまた去ってくんだろ だからエイミー 他人の生にしがみ付いてないで歩けよって言ってよ、ねぇ 跡の切り貼りを並べて悔やむ暇なんてないと らしくは無いけど期待はしたって良いだろ 未来だ。
3.
風の匂いと アザミ咲く 其の色 伝えたいのに 伝えたいのに 惑星のサイファ 音も無く漂う 伝えたいのに 言葉に出来ない 刹那揺らいだ 空の青 戸惑い 伝えたいのに 伝えたいのに 望郷のアリア 果ても無く彷徨う 伝えたいのに 言葉に出来ない アルカディア 時代を憂いた 光差す 彼の地で 途絶えた祈り 途絶えた祈り 創世のマリア 慈悲も無く移ろう 途絶えた祈り 言葉に出来ない アルカディア
4.
何もかもが赦された世界は 僕に何を残すの 嫌いも痛いも 間違いを正した日々のアイロニー 綺麗な花の絵は手放した それだけが僕の持つ理由だった 開いた窓 陽は差せども 孤独に怯え 震えながら 微熱帯びて すがる体温 溶けた氷 夜明けを告げて 傷付けてきた 人を数えた 華やいだ跡の後悔に身を委ねて 耳を塞いだ幾つもの言葉が 間違い探しの答えでも いつかの赦しだけを頼り もがくのでしょう 何もかもが満たされた世界は 僕に何を灯すの 期待も憂いも 始まりを探した日々のアイロニー 綺麗な花の絵は手放した それだけが僕の持つ理由だった ねぇ、また冷えた指でなぞる空に 無くす彩度 重ねながら 時は巡る、巡る、巡る、巡る、巡る 欲に塗れて 救いもないな 嘘を重ねた 焼け落ちた思考回路も鏡のヒビも 気付かないふりの幾つもの痛みが 間違い探しの答えでも いつかの赦しだけを望み 足掻くのでしょう ずっと あのいつかは まだ未来ですか 繰り返し 華やいだ跡の後悔に身を委ねて 耳を塞いだ幾つもの言葉が 間違い探しの答えでも いつかの赦しだけを頼り もがくのでしょう 何もかもが赦された世界は 僕に何を残すの 嫌いも痛いも 間違いを正した日々のアイロニー 綺麗な花の絵は手放した それだけが僕の持つ理由だった たった一つ明日を待つ意味だった
5.
渇いた喉 君と退屈で満たした 陽が傾いたらそれさえ許される気がして 何か足りないと近付いた 日々の馴れ合いも聞き飽いた 相傘も夕立も夏が僕に騙った幻 追いかけて追いかけて込み上げた感情を背に 立ち止まって不意に流れたエンドロールに君が居なくて 目を覚まして手をかざして鈴の音鳴った合図が 今になって未だ消えなくて いつかゼロになることを祈ってる 欠け落ちた希望観測で揺らいだ パラノイア それでもいいや 耳塞いでグッナイ 為せど成らないと苛ついた 喜々と戯れ合いの詞を書いた 砂日傘も夕顔も夏が僕に騙った幻 追いかけて追いかけて込み上げた感情を背に 立ち止まって不意に流れたエンドロールに君が居なくて 目を覚まして手をかざしてアザミの咲いた合図が 今になって未だ消えなくて いつかゼロになることを祈ってる ねぇ、映画みたいなもんでさ 一歩外から見りゃフィクションで そこに誰も居ないんでしょ? 問いかけて楔を刺す感情を背に 立ち止まって不意に流れたエンドロールに僕が居て ふたりにとって光になって ひとりになって痛いだろう? 飾りになって綺麗だなってそう思う程にただ脆くて アザミが散って月が満ちて手の鳴るほうへ誘う合図が 今になって未だ消えなくて 僕もゼロになることを祈ってる
6.
遠くの影 笑い声 遥かな 記憶の中で今も燈り続ける ふたり並んで見た光 良かったのかな。 何度も繰り返し溢す君の右手掴み 僕は鼓動隠す様にわざと足を速め向かったんだ そんなちっぽけなことも僕等精一杯の夏だった 昨夜の雨 薄闇 鈴の音 汗ばんだ頬 擦り剥いた掌に 揺らめく色が 君に似てあまりに儚く 時よ止まれと願うその青ささえ 夏草の香りに溶けた 街を出るんだ。 あの頃振り返るその瞳には何が映る 髪が伸びて大人染みた君が君が遠くなっていく よぎる過去の魔法で僕はあの雑木林の僕のまま 昨夜の雨 薄闇 もう一度 肩越しの頬 あふれる雫の跡 揺らめく色が 君に似てあまりに眩く 記憶に留める動き始めた時と ふたり並んで見た光
7.
8.
9.
10.
レム -instrumental- (free) 04:53
11.
リヴ -instrumental- (free) 03:19
12.

credits

released May 21, 2021

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